東北ツーリング2015  1992年と2000年ツーリングの記憶をたどって

21日

 6時過ぎに目が覚め、外を眺めると薄曇りながらのまぁまぁの空模様だ。
6時50分に朝食のため、1階にエレベーターで下りていくと、すでに数名食事をしていた。

 バイキング、品数はそれなりですが十分です。年配の女性スタッフの皆さんは、とても気持ちよく挨拶してくれたり、話しかけたりと朝から気分が良くなります。

 荷造りして、7時55分出発。

  

 

 朝の交通混雑の中、カーナビに遠回りさせられ十二湖の道の駅に到着。
  8時45分  36.4km

  途中、カーナビ案内通り小さな市街地を走って来たけれど、「米マイロード」なる直線が並んで走っていた。カーナビには載っていない?!

  まっ、古い町並みを見ながら走り歴史を感じるのも良いものです。

  国道339号の竜飛ラインを北上し、小泊にて一応ガソリン補給。
    6L/174.5km = 29.08km/L  道の駅から14.5km  9時13分。

 さらに北上すると目を疑う登りルートが現れたのです。写真では分かりづらいのですが、急斜面を這うような道が見えていて、恐怖を感じました。

 仕方ないので徐々に進むと、急勾配の急カーブというかL字コーナーが続きます。バイクを倒して曲がると、顔の前に路面がある恐怖の連続。ちょっとオーバーかもしれませんが、「恐ろしいよー」と叫びながら走ることしばし。

 

 

  途中、尾根を通ったのですが霧で視界が数メートル、これもまた恐ろしかった、本当は絶景らしく「見えていたら・・・」と思うとぞっとしました。けっこう高所恐怖症なんです。

 遠くにやっと竜飛灯台が見えたときは「ホッ」としたものです。

 竜飛岬到着。9時45分 小泊から24.6km。

 駐車場でバイクから降りたら、体中痛かった〜、緊張して力が入っていたんですね。

 今回の目的でもあった「国道階段」。388.2mの362段の階段。 せっかくなので全段降りてみると、民家の軒先を通る驚き。 ちょっと尾道の街に似ている感覚。

 バイクで固まっていた体をほぐすのに最適な上り階段、3度休憩し息を上げながら戻りました。疲れました。

  

  

  竜飛漁港越に、北海道の松前がはっきり見え、赤い印のボタンを押すと「津軽海峡冬景色」の演歌が大音量で流れ出します。

 名物おばちゃんの軽ワゴンお土産屋もあり、出発する事に。10時30分

  走っていたらふと目にとまり引き返してきました。10時43分 岬〜16.5km

 青函トンネル本州側のトンネルコ出入り口。ちょうど貨物列車が入って行きました。この数日後、北海道新幹線が試運転で青森まで走ったのでした。

 

 

  高野崎で休憩。 11時10分 トンネル〜11.8km

 綺麗なキャンプ場があり、イルカを見ることが出来るらしい。下北半島が見えている。

  平舘海峡を見ながら前日お昼が遅くなってしまったので、食事のことを考えながら走ると小さな写真のお店を発見、通り過ぎたのでUターンして戻ってきました。

 「旅路」というお店の窓に「生ウニ丼」の張り紙が。 岬〜9.1km  11時40分

  

  

  先客2人のウニ丼を見ると驚きです。早速注文すると「ご予約の方ですか」と言うではないですか。後で知りましたがここは有名店で要予約必須の人気店。早い入店だったので食べられたようです。   これで2,000円なんてビックリ。 偶然でしたが、ラッキーな入店でした。

 お店のホームページです。   12時10分出発。

 蟹田のフェリーターミナル到着。 12時25分 旅路〜17km

 ここから下北半島の脇ノ沢を結ぶフェリー航路。当日は14時30分出港なので、時間があったため陸走に決定し青森へ向けて出発です。

 

 青森フェリーターミナル、青森市内、浅虫温泉などで休憩しながら野辺地港まで走ってきました。
  14時21分 蟹田FT〜72.4km

 昔の常夜灯がポツンとある漁港。さすがにちょっと疲れ・・・が。

 2000年立ち寄った旧大湊水源地沈澄地堰堤、旧日本軍が築いた。今では、この上にバイパスが造られていて、何か残念な景観になっていた。

 

 大湊は海上自衛隊大湊地方隊があり、船舶、潜水艦がよく見られる。

 沖には新型護衛艦「いずも」らしき船影が見られ、後から聞いたのですがお披露目に来ていたそうです。

 大湊でガソリン補給、7L / 208.7km = 29.8km/L

 2000年にも利用したJRが経営している「フォルクローロ大湊」到着。
 16時45分 野辺地〜69.7km

  本日の走行距離 272.4km

 

 

 実は2000年時、ホテル近くの居酒屋で大変ご馳走になったので、お礼兼ねて立ち寄るつもりでしたが、店名が分からず微かな記憶で数店に聞いたのですが現在はお店を閉めてしまったようで残念。

 このお店貸切で少し飲んでホテルに戻り就寝。