北陸中部古民家めぐりツーリング  2009-5.21〜28

22日

 4:30に船内放送が流れ始めたけれど、すでに目が覚めている私はBS放送の天気予報に気をとられていた。

 「やはり前半雨かぁ」と、諦めながら窓を覗いてみるとまだ雨は降ってないようだ。 車両甲板ハッチが開きスロープを降り始めると、顔にポツンと冷たい物を感じたので見上げると・・・あめ・・・。
 まだ大丈夫な感じなので出発するも最初の信号で本降りに。仕方なくレインウェアの世話になる。

 5:48 FT出発し、早朝の空いている新潟都心の道を高速入り口に向かうが、雨足がどんどん厳しくなっていく。

 6:20 亀田IC出発。

車両甲板

フェリーターミナル

高速チケット

 とにかく糸魚川ICまで北陸道を移動、走りながら空を見上げると海側から雨雲が流れ込んでいるのが分かる。

 7:24  ここ米山SAまでは、雨が降ったりやんだりと繰り返しながら走ってきた。 雨のエリアから脱出しつつあるのが感じられ、ちょっとだけ気分も軽くなる自分に笑ってしまう。 みなさんもそうでしょう? お腹が空いたなぁ〜。

米山SA

姫川渓谷

小谷

 糸魚川ICに 8:23到着。 かなり前から雨がやみ、レインウェアも乾いているので、そのまま出口で収容する。

 FTからすでに約178.8km走ってきた。すぐに給油すると8.9L補給、平均燃費は26.48km/Lとさすがに高速道路とはいえ燃費が悪い。

  R148を南下し、フォッサマグマによって形成された姫川渓谷にある数キロ続くシェルターを走るが、薄暗くコーナーがありとても走りづらい。 写真、右側の川は長野県との境界。

 

 9:27  糸魚川から約28.2km 途中から、長野県突入。

  北小谷(きたおたり)という地区。 来馬温泉あたりを少しだけ寄り道探索をしてみた。 塩の道で有名らしく、説明看板で納得。興味のある方はネットで調べてみてください。

 チョロチョロ周辺を走り、出発。

 続いて栂池高原辺りのスキー場を探索してみた。 やはり北海道とは違って混みごみしている印象だ。 滑ってみなければ分からないけれど、バーンはどうなのかなぁ。  フラフラとバイクを走らせていると、時間があっという間に過ぎていて白馬のジャンプ台に(10:51 小谷道の駅から約30.9km)到着。 長野オリンピック翌年に来た以来だけれど、あまり変っていないように感じられた。

  北海道でも見たことない生のジャンプを、練習で飛んでいるではないですか!!
ここで初めて見るなんて、北海道人としてどうなの?
 

南小谷駅

白馬ジャンプ台

 ジャンプ台で空を見上げると、厚い雲間に青空が申し訳ないようにチラリと顔を出すので、昔から行ってみたかった「黒部ダム」に向かうことにした。 偶然にもテレビなどで話題中なのかな?

 大町市、黒部ダム入り口付近にあった焼き肉屋さんのランチ。
好きな小鉢2点ご飯大盛りで\840は安い。メンチカツと焼き魚をチョイスしこのボリューム、朝食抜きだったのでとてもうれしい食事内容だった。

 県道45にて扇沢に12:45 白馬から約38.6km
トロリーバス往復\2,500は高いなぁ。 ダム上では風は強いけれど、このバイクウェアでは背中に汗を感じるぐらいなにやら暖かい風を感じた。 さすがの景観、建設の苦労を感じらたけれど、自分には計り知れないものなのだろう。

トロリーバス

昼食

ダム中間

黒部ダム

 さて、見学終了し\300徴収された駐車場を 14:34出発。

県道306を南下して、穂高の「大王わさび農場」に到着 15:44  黒部から約41.3km
清流にあると聞いていたけれど、これだけのスケールだとは思ってなかった。

約1時間散策後、松本市内の「スマイルホテル松本」に16:50チェックイン。
朝食付きで、\3,500という価格。

すぐそばにジャスコがあり、夕食の買い出しをしていると携帯電話が・・・鳴る。
旭川から、高校時代ボランティアでお世話になった先生の奥さんから訃報の連絡だった。
急いで仲間に連絡するが、自分はさすがに帰れない・・・。
 

わさび畑

わさび

ホテルの部屋

 

 本日の走行距離 340.6km