紀伊半島ちょっと一周ツーリング  2008-5.21〜28
5/25

R42からの海

 

 朝食はホテルで無料の軽食。 食パンとロールパン、コーヒーと牛乳、ゆで卵と本当に簡易的なものでした。

 窓の外は「雨」。 予報だと午前中には止むということなので、部屋でチェックアウトの10:00まで粘ってみるつもりだけれど土砂降りだ。 半分諦め心でいると、9:40雨があがり出発とする。 路面は濡れているしいつ降り出すか分からないので一応レインウェアを着込んでみた。

  那智大社に向かう予定だったけれど、山は低い雲に覆われていたので諦めてR42の海沿いを南下する。 天候は↑こんな感じだけれど雨はあがったまま。 少し明るくなってきているようにも感じた。

 10:25 くじら漁の太地町に着く。 新宮より22.5km
国道からくじら浜公園入り口にあったオブジェ、ここでレインウェアを脱ぐ。 すぐに公園↓に到着、とても小さなレストハウスではくじら料理が食べられるらしいが、この時間でそれなりに込んでいた。

鯨のオブジェ

 

くじら浜公園

くじら浜公園

 

くじら家

くじら家店内

メニュー

 

くじら刺身定食

 朝食が7:00だったのと食パン一枚だったので、レストハウスの近くにある「くじら家」という小さなお土産屋食堂?に立ち寄る。貸し切り状態でお勧めの「くじら刺身定食」を食べてみた。 4種類のくじらとベーコン、煮こごり、そして「さえずりのお吸い物」。このお吸い物、驚くほどの美味さだ!!はりはり鍋に使用するダシを使用していると説明してくれた。 すべて美味い!

 写真左上の生肉は、二日前に沖で捕れた肉らしくサービスで出してくれました。

 メニューの写真は一部。 お勧めのお店だけれども女将さんなのか、せっかくサービス品とか説明をきちんとしてくれているのだからもう少し愛嬌があるといいのになぁ。 

 

 本当は「梶取岬」に向かうつもりが、手前のここにたどり着いてしまった。 駐車場から200m徒歩なのだけれども、石畳の歩道が苔で滑るのなんのって。 

 梶取岬に向かったけれど、やはり迷ってしまい国道にもどり諦めた。 11:20
国道出入り口あるコンビニでトイレを借りて出てくると、オーナーがバイクを見ていた。「北海道かぁ〜、北海道で喫茶店を開業するはずだったのになぁ」、 「ここは良いところだけれども住むところじゃないよ不便だからねぇ。」と話してくれた。 会話の中に隠れているけれどオーナーはやはりバイク乗りのようだ。
 

灯台跡

灯台跡

 

橋杭岩

 12:30串本町手前の「橋杭岩」に到着。 太地から33.7km

 だいぶ手前から遅いマイクロバスで大渋滞、やっと抜いたと思ったらここの駐車場だった・・・笑。

 いきなり「札幌かい?俺は秋田だよ」と車から降りてきた爺さんに話しかけられた。 「はぁ〜、そうですか」と、気のない返事を返して写真を撮って戻ってきたら、爺さんは新潟ナンバーの車を見つけて話しかけに行っていた。 何が目的なのか、見ている分にはおもしろい。

 なにやら小雨みたい感じが・・・、レインウェアと迷うがそのまま走って串本町に入り紀伊大島の樫野崎灯台に向かう。

 

12:50  紀伊大島の樫野崎灯台着↓ 橋杭石から12.8km

日本最古の石造灯台で1870年造、冬には一面に水仙が咲くらしい。
駐車場から、400mぐらい歩くのだろうか、途中に怪しげな土産屋とトルコ軍艦遭難記念館があった。 天気はご覧の通りで変わらないものの、気温はどの位あるのか私には暑く歩いていると汗が薄く顔を覆う感じだった。 アベックが多いと思っていたら、今日は日曜日なのだと気づく。

 

樫野崎灯台

樫野崎灯台

紀伊大島

 串本と大島を結ぶ左側が堤防道路、小島と大島間はループ橋で結ばれていた。

 

 13:37 本州最南端の潮岬到着だ。

 天候が悪いのか、なんら感激しない自分に気がつく。有料の展望タワーは古さを隠せなく、人出はまばらという寂しさ。 13:52 サッサと出発してしまう。 

潮岬

潮岬

 

すさみ町道の駅

 すさみ町道の駅に鎮座していた「イノブタ大王」・・・らしい。

 看板と大王さまの写真は、私が合成しました。 イノブタグッズがあると聞いていたけれど、おしゃべりに夢中で接客態度ゼロの店員に聞くのもおもしろくないので止めた。 町で生肉を買ってもどうしようもなく、食べてみたかったなぁ〜。

15分程度休憩して14:35に出発。 

 

 R42から県道34に入り白浜町に入る。 三段壁に15:30 潮岬から86km、R42は道幅も広く走りやすかったので早めに到着する。

 駐車場を出るときに何処のナンバーだったか忘れたが、タンデムの年配夫婦がいた。 奥さんだろう方は、バイクを降りたらヘルメットをかぶったまま遊歩道に消えて行き、旦那は私のナンバーを見て、北海道へのアプローチなど色々聞いてきたけれど、仲が良いのか?????

 ここは、サスペンスドラマに使用されているのだろうけれど、写真では分かりづらいが向かい側の崖ぎりぎりにカップルが座っていた。  怖い〜。

白浜三段壁

 

白浜

 南紀白浜・・・ここなんですね。 何かもっと違うイメージがあったあった私は気が抜けました。

 後で分かった事なのだけれども、浜に並んでいる小山はこの日に開催予定だった浜祭りのサンドアートコンテストに使用するものだったらしい。 

 前日、和歌山は豪雨で洪水警報など発令されていたので、残念ながら祭りは中止と大きな看板が道ばたにあった。

 

 →円月島の夕日は無理として、とれとれ市場に向かう途上、信号待ちをしていたら地元郵便配達のバイクから「札幌?すごいねぇ、いいねぇ、気をつけてね」と突然声をかけられた。 16:06市場にやっと到着。

 駐輪場でタンデムのゴールドウィングが後退していたので待ってあげると、「札幌かい?、俺たち7月に北海道に行くんだけれど・・・・」と京都ナンバー夫婦と立ち話になり、手作りマップを渡したらとても喜んでくれたのが印象に残った。 

 市場内容は、やはり北海道人としては・・・。
ウナギおにぎりをゲットして、本日宿泊の田辺市に向かう。

 市内で給油、9.9L     313.7kmだったので  31.68km/L

円月島

 

駅前のアルティエホテル紀伊田辺

駅前のアルティエホテル紀伊田辺に到着 16:52

 ホテル裏口の軒下にバイクを駐めさせてくれて、とても感じのよい接客だ。
エレベーターを降りるとこんな感じのオープン的な外廊下にちょっと驚いたけれど、部屋は電球一つにまで清掃が行き届いていてとても綺麗だった。

 無料の洗濯機と、有料のガス乾燥機で洗濯してその時間を利用して買い出しに。ホテル前に弁当屋とコンビニがあり便利で仕方ない。

 ロビーには無料PCがあり、ビジネスマンには最高に便利性があるホテルでした。

 

本日の走行距離  173.3km