広島瀬戸内の旅  2005-9-813

10日

 天気予報は一時雨、そんな天気予報をテレビで見ながら旅館でビニール傘を借り、尾道駅前桟橋から期間限定で運行されている航路で、福山市の「鞆の浦」に行くことにした。

 (→は、帰り便のチケット)

 実は、旅館で「鞆の浦」の話を聞くまでは全く知らない町でした。JR企画で写真の船で鞆の浦まで瀬戸内を走る。8月までは毎日運行していたようで、9月からは土曜・日曜のみ。10時に出航すると、映画「男たちの大和」のセットの横をゆっくりと通り尾道水道をぬけると約23ノットの早さで島々の間を爽快に走る船はとても景色も気持ちもいい!! 青空だと、景色ももっともっと良いのだろうなぁ。

 途中、阿伏兎観音の説明があったり観光船のように親切な案内が要所要所にある。 約40分の船旅はあっという間で到着。 帰りの14:15まで探索開始だ。

 町並みは倉敷のように倉が多く、歴史を感じ取れる。

 ←鳥居が、二階のベランダに入り込んでいるのが当たり前?のようにごく自然な光景・・・。

 大きな音楽をならして移動パン屋さんが狭い路地にやってきた。

 女の子二人が突然家から飛び出してパン屋さんを追う姿って、なかなか見られないですよね。

 子どもたちの声が聞こえたので路地を曲がってみた。最初は何をしているのかがわからなかったけれど、ここは駄菓子屋さんだと判明。漫画にある「夕日の三丁目」のような町に思えてきた。

  とっても失礼な事かもしれないけれど、この町は本当にタイムスリップしているようにに感じられるぐらいのどかであり、近代的なものが目立たない町に思えた。

 右下のお店には、昔のホーロー看板が今でも現役に活躍しているし、井戸がごく自然にあって誰でも使える。

 鞆の浦の港で地元のおばあさんの話を聞いた。「昔は船があふれていて、とても賑やかな町だった。潮待ちの船もいたけれど、船が減り今では湾内が浅くなってしまった。」30分ぐらい昔の話を聞かせてくれたおばあちゃん、ありがとう。

 同じ船で、尾道に戻る。「あっ!桟橋に傘を忘れてきた!!」

 さて、今日は路地ニャン公さんたちとご一緒。昨晩同様の「一口」に。tomoさんも彼氏と来ましたよ。↑見ての通りのこぢんまりした店内、写真右(写っていない)にいるお父さんが揚げている。

 →船来居酒屋「曉」。60年以上の歴史で世界各地からのボトルが並んでいるすごい店。

 ↓毎度の「A-train」、だけれど昨年までいたRちゃんが辞めてしまいH君一人で頑張っていた。週末だけ女の子がお手伝いに来ている(おもしろいキャラ・・・)。

時間もそこそこに、飲んべえ3人は解散。いやー飲みましたよ。

 

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