遠野〜男鹿半島〜秋田市内  29日 353.2km

 今朝も朝風呂を入って、7:00前にYH近くのカッパ淵に↓。早朝だけに誰もいなくていい。カッパが住んでいたという常堅寺の場所、→カッパの姿をしている狛犬、お寺が火災になってお世話になったお礼にいるとか。頭の皿の所にお賽銭があった。

 カッパを捕まえるには、「捕獲許可書」が必要らしく市内で売られているんだって。すばらしい・・・発想です。

カッパ淵

カッパのこま犬?

ホップとひまわり

 ここ遠野は「ホップ」「たばこ葉」の産地でもある。いたる所ににホップが栽培されていることに気がつく。ホップ畑の中にポツンとひまわりが大きく姿を見せていた。←
 ユース前からの高清水山(トオヌップ山)↓。

高清水山(トオヌップ山)

ゴミステーション

 YH8:30発、←茅葺きのゴミステーションなんぞおしゃれです、バス停かと最初思ったぐらい立派!

 さて今日は秋田男鹿半島まで一気に移動、北上市(10:20)までR283-R107そして北上西ICから秋田自動車道で五城八郎ICに着いたのが12:45、気温は35度とあったけれど道路の照り返しなど考えると40度ちかくある?遠野から207km、各PAでこまめに休憩してきたので時間はかかったなぁ。

 小学校の時に習った「八郎潟」はすごいスケール!驚きました!!

 東部承水路の橋、飛行機雲が「八」と書いてあった(笑)。

八郎潟1

八郎潟の直線

 ←八郎潟の中央部を走る道村大川線の直線は北海道並!

 北緯40度経緯140度交会点を目的に走ってくると、な、なんとダートではないですか。まして車が走っていて砂ホコリがすっごい!!この暑い中汗かいているなか砂ホコリだらけになるのもイヤなので→ここで我慢しました。

八郎潟の経緯

寒風山

 すっかりお腹も空いてしまい、男鹿半島の「寒風山」に向かう。あれれ、一体何処に自分が居るのかをマップ上で見失ってしまう。それらしい標識もなくタジタジしてると、事務員らしき女性が近寄ってきて教えてくれました。「げっ!またもよ完全に来すぎている」ではないですか。引き返すより大きな道を進んだ方がわかりやすいとのアドバイスで遠回りして、寒風山到着。パラグライダーが沢山飛んでいて、とっても風が気持ちよかった。駐車場に、途中秋田道PAで見かけたバイクが来たので話しかけてみた。彼はここのキャンプ場に泊まるとか、ちょっと風変わりなライダーでした、えっ?自分もそうかもね(^^)

 寒風山を一気に下り男鹿半島の入道岬→に向かう。到着するとありゃま、こんなに観光化されているとは思わなかった。そっかぁ、宗谷岬もそうだもんね、店前からPR合戦の大音量の音楽!だめだこりゃ、食事する意欲もなくなりさっさと立ち去ることにした。14:38発 ICから63.2km

 ↓二ノ目潟展望台到着、展望台に怪しげなおじさん3人。「どこから来たの」とまだ分かりやすい地元の言葉で話しかけられ、「札幌です」と返答すると、違うおじさんから「※☆∂*◇☆」と話しかけられたけれど解読不能。笑顔と適当な返答で乗り越えてバイクに戻る。観光の貸し切りタクシーが来たので運転手さんに秋田市までの所用時間を訪ねると「海沿い走るのかい?」って、えっ、俺何処にいるの?とマップを出すとまたもや勘違いしていて、聞かなかったら来たルートに戻っていたところ。「2時間程度もあれば行くよ」との事で引き返して海沿いルートに。15:00発

二ノ目潟

入道岬灯台

男鹿半島の道

 ご存じ、ここは「なまはげ」で有名。↓

 ←男鹿半島西側のルート、アップダウンとコーナーが強くけっこうの交通量もあった。じつは、いつもフェリーから見えていたので一度は走ってみたいと思っていたルート。景色は最高!

なまはげ

 さすがに暑くてバテッてきたよ〜、考えてみればお昼ご飯も食べていないんだよね、ここまで来たら秋田市内の居酒屋で「美味い物食ってやる!」と自棄になっていた自分が居ましたよ。

 夏の雲、「入道雲」が元気よく現れてきた。もう秋田市内に向かうだけ、無理せずに車の流れに乗る。どんどん交通量も増えて、ボーッとしてられなくなりちょっと疲れもあって緊張してきた!!
 偶然FTの前に来たので休憩ついでに立ち寄る。台風情報も気になっていたので窓口に聞くと、通常通り明日は出港するとのこと。「乗船手続きしても良いですよ」というので、チケットを取りにバイクに行く。すると「出港30分前に来てください」って、それで本当に良いの?不思議に思いながらバイクに戻るとキーが見あたらない!!いつもキチンと決められた場所に入れるのに無いんですよ。探していると、メットが駐車場にバウンド!げっ!落としてしまった〜、大きな傷が・・・ともあまり思わず傷が増えたぐらいにしか感じなかった。衝撃与えるとまずいんだよね、そろそろ来年辺り買い換えよっと。

 で、キーはシートロックの鍵穴に着いていました、気が付かないんだよね、ちょっとしたことがさ。暑さと疲れで参っているんだよねきっと。

 本日本当はYHに泊まるはずが、秋田YHの対応の悪さで泊まれなかった。空室ありますってメール来たので、ホームページのフォームから予約したら空いていなく、日程を聞いていなかっただって!あまりにもふざけているから抗議しようと思ったけれど・・・止めました。

 で、駅前のビジネスホテルに。バイクもキチンと無料で管理OK。

男鹿半島2

竿灯祭り練習1

竿灯祭り練習2

 

 チャック・インがちょうど17:00、本日の走行距離は353.2km、早速ホテル内の自動販売機のビールをゲット!
へっ?ありゃま自動ロックだというのに・・・泣きたくなりました。チャック・イン時間でフロントは忙しそう、だって一人で対応している。
部屋の前でフロントマンを待っている間に、ビール缶大きいのと小さいの飲んじゃった。

シャワーを浴びて、ネットで調べてある居酒屋に向かう。
途中、竿灯祭りの練習に遭遇、すごいなぁ。

牡蛎

 居酒屋に入ると誰もお客はいなく、ごっつい親父さんがいた。そうお店の名前が「熊おやじ」。北海道でいう「おやじおやじ」だ。

 愛想が良く、←岩牡蛎が今おすすめと言うことで頼むと、な、なんと大きな牡蛎が出てきた。味は濃厚でとってもクリーミー、日本酒の種類が多いと言うことでチョイスした店なので調子よく飲んでいると出来上がってしまった。そりゃ、空腹でビールや日本酒飲んでるんだもの。気分良くあまり量を食べないでホテルの部屋に戻ってきたらしく(あまり記憶がハッキリしていない・・・)、目覚まし掛けてバッタン!!

 

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