自宅〜苫小牧港〜八戸〜遠野  7.26〜27 走行距離403.8km

 6月に知人と秋田〜八戸方面をツーリングのはずが、台風と日程がドンピシャ!全てがキャンセルの結末、「ついていないなぁ」。

 仕事の休みは取っていたのだけれど、ツーリング計画はしていなかった今回、急遽踏ん切りついて一緒に行くはずだった知人には連絡する暇無く(ゴメンネ)5日前にフェリーとYHの予約。
 あまり乗りたくない苫小牧〜八戸の川崎近海シルバーフェリー21:15発に乗るため、恒例の夕飯&朝食おにぎりを持って曇り空の中17:50に家を出る。苫小牧港近くでガソリンを満タンにしてFT着、19:05到着68.7kmの行程。船は乗船準備中、新日本海や太平洋フェリーと比べると何ともはや・・・泣けてくるから乗りたくないのだ。そして秋田〜苫小牧東航路より運賃が高いのが納得できないのは私だけなの?しかし、八戸に早朝に着く便はこれしかないので我慢して利用する。

 乗船を待っていると何やら「怪しい雲行き」、パラパラと雨が降り出しそうなので「早く船に!」という気持ちが通じたのかバイク4台を早めに乗船、衣類用のバックだけ持って船室に。すぐに雷の光とともに雨が降り出したのですよ「よかったぁ〜」、後で聞いたことだけれどその頃我が家ではすごい雷と雨だったとか・・・。

フェリーの中

八戸漁港

  小さな船で設備も少ない!!風呂は家を出るときに入って来たのでパス。ビール缶買うのも案内所というのには驚いた!2等寝台で早めの22:30就寝。 

 私の荷物は、
@バイクシートの中は、衣類バック・パンク修理機材・救急セット等
Aタンデムシートの半固定バックには、合羽やマップ・ガラスクリーナーなど、余裕を持たせてあるので買い物類も一時的に入る。カメラ三脚はゴムひもで(衣類バックを取り出した後、そこに入れれば盗難防止)。
BBOXには、カメラバック
とにかく、スクーターは防水積載能力が高いのが魅力!ロックも出来る、合羽類が入っているオフロード用バックだけが心配かな?カメラバックを取り出せば、メットがスッポリ入る。

 3:30頃目が覚めた時は八戸港間近で天気は曇り、顔を洗っているうちに到着4:15、バイクは最後の下船だけれど降りたのは5:00だったよ。なんでそんなにかかるの?甲板上段だから全ての貨物も降ろさないとダメなんだね、あの鉄の滑りやすい坂は何度乗っても恐ろしい、だいぶ昔に女の子が滑って転んだの目撃しているのでしゅ。

 八戸FT5:15出発薄曇り、今日のテーマは出来るだけ海沿いルートを走ること!! すぐの八戸漁港に立ち寄ってみた↑→。漁を終えた船が沢山、朝食のためひょっとしたら食堂でも開店していたらと思っていたけれど残念ながらありませんでした。漁師さん数人が船の前ですでに酒盛り状態、変な目で見られながらちょっと近くでカメラを向け出発。
 あれれ、早速何処走っているのか分からなくなりマップで確認、でもどんどん道が狭くなり再度マップを開いていると地元の人が歩いてきたので「質問!」、解答は正解だったけれど知らん人は迷うよ、ほんと!

八戸漁港

蕪島神社

 八戸漁港近く、八戸水産科学館から蕪島神社とその右奥に八戸港を望む。(この島は、ウミネコに占領されているらしい)
 島の左上は、今走ってきた「八戸大橋」、ちょうどカーゴ船が出港して行くみごとな景色、「これから東北ツーリングが始まる〜♪」と実感してきましたよ。  八戸港からちょうど10kmの行程。

 南下再開して、大蛇小学校沿いの海岸で朝食のおにぎりで小休止。そしてJR八戸線「角の浜駅」6:36頃、線路沿いの小さな花が朝日に照らされてとても綺麗だったのでカメラを向けているとホームに人影が。「何時の列車ですか?」と聞くと「すぐに来る」との返事、この時間その年配の女性と高校生の女の子2人を乗せて列車は走り去っていったのです。

角の浜駅

角の浜駅

 

花

チャリダー

 さらに南下し久慈市(7:15頃八戸港から約65km)、小袖海岸への道を間違って進み2km程度戻る事に。「今回は何故か道に迷うなぁ???」と思いつつ綺麗な海岸線を進むけれどとっても狭いの何のって!バスまで走っているなんて信じられないぐらいホントに狭いですよ。
 その狭い道の路肩に←の花が岩場に咲いていたので、待機場所にバイクを止めていたら、通る車に不思議そうな顔を・・・。

 普代村でチャリダーを追い越し際にピース!いつも思うけれど、自分は絶対にチャリダーは無理(あの体力と気力には脱帽)、その遠藤さんとちょっとだけ立ち話をして別れた後すぐにとてもすごいコーナーと急勾配の登り坂が続いていて「バイクでも大変なのに、ここ上るんだなぁ」と感心してしまう。

北山崎

 ←北山崎 9:05
  最高180mの断崖が続く。
  ここは完全なる観光地で、駐車場から展望台の間、レストランが並んでいた。

 

   10:20  鵜ノ巣断崖→
鵜が断崖に巣を作っている。

 北山崎の南にあるんだけれど、ここの入り口もまた見落としてしまい10km以上過ぎてしまい小本を過ぎて熊ノ鼻展望台まで来て気が付いた。、仕方なく戻ることに(なんでこんなに今回ミスを重ねるのか、自分では不思議に思えてきた時でした)。でもね、言い訳かもしれないけれど案内板小さくて路肩にあるんだもの!そしてここは駐車場から歩くのなんのって、遠かったよー。

鵜ノ巣海岸

 ずっと前から行って見たかった「龍泉洞」へ小本からR455沿いに山へ進む。いざ入ってみると完全に整備された鍾乳洞で、ここまで整備して良いのか疑問に感じた。ただ暑かったので、とても涼しく気持ちよかったのが印象的?
11:30着 12:20発

 小本までR455を戻る、山の中と海岸線とでは気温が2度ほど違うだけなのにとても涼しく感じた(山37度、海側35度。路上設置計参考)。

 宮古市「浄土ヶ浜」に立ち寄ったのに、観光船に乗らないと見られない!諦めて帰ろうとした時に駐車場のおじさんから声を掛けられ「食事していないなら離れているけれど漁師のお店教えるよ!」だって。なんか怪しいと感じながらもちょうどお腹も空いていたし、通り道なので騙されたと思って入ってみた。「紹介されて来ました」と伝えると昆布茶の入った袋をお土産として頂き、→生ウニ丼\1,800(ワカメ豆腐・煮魚・おつけ物・みそ汁付)はとっても美味しくて大正解!駐車場のおじさん、疑ってごめんなさい。 食事をして出発はすでに14:00薄曇りは変わらず、さらに南下して釜石市手前大槌町R35入り口のGSで満タンに15:10。遠野に行くのにここで釜石経由か峠越えを選択、実はR35はとっても狭いけれど、バイクならそれなりに走れるという情報を途中入れていたのでR35へ。ホントに狭くてブラインドコーナーばかり、頂上の笛吹峠で休んでいると大型トレーナーが走っていったのには自分の目を疑った!北海道じゃ考えられない!!走っている途中ですれ違わなくてホッとしたよ〜、ほんと。

お昼ご飯

ユース

 峠を越えて目的の遠野市のユースホステルに16:10無事に到着!!

 さすがに朝5時から走っているだけに疲れ気味、すぐにでもユースのお風呂に入りたかったのに工事をしているのは何故に?仕方なく散歩に出かけてみたら、近くの←合羽橋には合羽?がいた。後ろにぼんやり建っているのが田んぼの中にあるYHです。

 戻ってお風呂にやっと入ることが出来た、ここのYHはプチ檜露天風呂があってとても気持ちが良かった。

→本日のYHの夕食、グラスワイン一杯付き、美味しかったよ♪

ユースの食事

 

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