神戸と京都散策

7日
 芦屋を宿としていたので、「阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター」を訪れてみた。施設はまだ半分しか完成されておらずグランドオープンは2003年4月の予定とか。
 小中学生の研修旅行で混み合っていたせいもあって3時間も見学してしまい、お昼を過ぎていた。神戸市元町中華街でゆっくり立ち食いを楽しもうとしたのに激しい雨に打たれ中断、前に行った異人館地区の散策をも諦めなければならなかった。

8日
 京都に宿を移して朝から鞍馬寺方面へ。出町柳駅から叡山鉄道の乗り放題チケットで貴船口駅下車。

乗り放題チケット

貴船神社

貴船神社

 叡山鉄道、出町柳駅から数分で山間をまるで登山鉄道並に進む。複線から単線になると、車窓からは緑しか見えなくなり勾配の強い路線をキンキンと車輪をならしながら時速30kmで進むのはとても雰囲気がいい。貴船口駅で下車し、貴船神社まで2kmをほとんどの人が徒歩でなだらかな登り坂を進む中、私はちょっと待ってバスに乗る。この区間は何処でも乗り降りが可能なのにあまり知られていないようだ。

 神社を参拝して、帰りは下り坂なので徒歩で戻る。貴船川沿いには料亭が数店並び、夏は川床で料理を楽しめるが値段が高いのと一人では楽しくないので遠慮した。

 再度叡山鉄道に乗り鞍馬駅に。

鞍馬寺

鞍馬寺のお地蔵さん

 鞍馬駅から金堂までは徒歩とケーブルカーがある。貴船神社側からも山道で訪れることが出来るが、軽度の登山装備?が必要らしく参拝者の皆さんは汗だくで到着し休憩や昼食を取っていた。

 

休憩していると若いお二人がカメラのシャッターを切ってほしいと言うので対応、帰り際またもやその二人に会い名物の「木の芽煮」のことを教えてくれた。名物をゲットして出町柳駅近くの「下鴨神社」に立ち寄る。


下鴨神社境内

 下鴨神社は水の神様。京都盆地地下は巨大なる水瓶と判明していて、水脈は京都御所からこの下鴨神社に繋がっているそうだ。近年はこの湧き水も少なくなり、神社内の小川も寂しい流れとなっていた。

 絵画サークルなのだろう、完成した絵を並べて評論会の最中。「お兄さん、斜めから撮らないで正面から撮ってよ」なんてリクエストがあった。

 気が付けばいつの間にか夕方近く、昼食も取らずに一日ブラブラ歩いてしまった。夜は知人3人と待ち合わせているので、足早にホテルに戻り居酒屋で楽しい会話に時間を過ごしたのです。

 9日最終日は、伊丹空港お昼の便なので早々にリムジンバスで空港へ出向く。あっという間の旅だったなぁ〜。

しもがも神社

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