1994.7

五箇山の町並

     まだ世界遺産に指定されていない頃の「合掌造りの里」、豪雪地帯の静かな夏の村はとても静かで民宿などで現在も人々が大切に生活されている。数十年に一度の、屋根の葺き替え作業を偶然見ることが出来たのです。

 昨年同様郡上八幡に向かう途上一泊することに。今年のアプローチは敦賀、昨年の太平洋側の清流長良川の反対、日本海に流れ込む庄川沿いを辿ることにした。日本海川側から北陸自動車道で福光まで一気に走り五箇山に入る。ダムのない太平洋側とは違い、ダムだらけの日本海側の対象差に疑問が浮かぶ。

ダムの上流にまたダムということを繰り返すR156を登り続け「ひるがの高原」に到着。ここには、「分水嶺」があり庄川か長良川かを水は判断して流れ出すのを見ることが出来る。

  2度目の郡上、道の両側には清流が流れ「おとり鮎」や「果物」、そして涼のための散水などに幅広く活用されていて、飲料としても十分活用できそうであった(おとり鮎が生きているから当たり前?)。町のあらゆる所に湧き水があり、自由にのどを潤すことが出来、全ての水場管理は地域の住民が交代番で行っているようだ。

屋根の葺き替え

郡上八幡の街の中

帰りは福井県の東尋坊から越前海岸を南下して、敦賀に戻ったが、また2年後に越前を走ることになるとは思わなかった・・・・この時は。

自転車と浮き輪の子供

東尋坊での私

1993年1993  19951995年