紀伊半島ちょっと一周ツーリング  2008-5.21〜28
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 朝食のため食堂へ、ご飯を持ってきたので「おはようございます」と挨拶しても返事のない奥さん、どうしてしまったのかこの旅館。8:15発。

 さっさと大阪へ向かうことにした。 五條からR310と向かうと、嘘のように狭い峠を超えると大阪府。 府道201に入りR309になったとたん混雑開始。 三原JCまでたったの36.9kmなのに時間は9:25になっていた。 

 近畿自動車道に乗り込み吹田JCTへ10:00着

 途中、色々な出入り口やJCTがあり高速上の停車帯で1回止まって地図を確かめた。 ○×道って書いてあっても私には分からない、行き先を書いてほしいものです。

朝ご飯

道路標識

 

 

中国自動車道の西宮名塩PAで休憩し、出発する時ふとガソリンメーターに目が駐まった。全くの注意力不足で残量が少ないではありませんか、PAにGSが偶然あって助かった。給油 292.1km   9.3L補給で31.4km/L

  走り出し吉川JCTで舞鶴若狭自動車道に乗り換え丹南篠山口ICで降りる。 この篠山市には篠山城跡があり、「妻入商家群」という江戸時代のような町並みが残っているので立ち寄ったみたのだ。 11:25  吹田JCから68.8km

日曜・祭日はそれなりに観光客がいるらしいが、平日はご覧の通り寂しいらしい。

 篠山城跡を見て12:31発、R176を北上し追手神社の千年モミの木を見ようとしたけれど、またまた迷い結局見られずだ。 
 

篠山市

篠山市

 

ケヤキの根

 13:00 柏原に一本の根が伸びて川をまたぎ橋になったという「大ケヤキ」の見学。

 それはとっても凄い木だろうと思いつつ立ち寄ったけれど写真のように、可愛らしくあったのには(o´_`o)ハァ・・・。

ケヤキの根

 

地図

分水界

 
 隣駅に、日本一低い中央分水界。 ここで沸いた水が日本海と太平洋と別れて流れ始める。

 「水分れ公園」でバイクを駐め歩き出すと後ろで「ゴロン」というか何というか鈍い音がしたので振り返ると、疲れているのかバイクが横になっていたo(*⌒―⌒*)o♪

 「嘘でしょう?」と思いつつも現実、スクーターの強みなのか、ステップに小さな傷が付いただけで済んだ。 でもちょっとショックなのが本音です〜。  13:40発

 

 さすがに空腹です。R175を北上して「道の駅 丹波おばちゃんの里」に到着 13:50

  食堂は無いけれど、お弁当類が多く外のベンチで食べることが出来た。 

 大きく綺麗なトイレで洗顔、気を改めてR175で舞鶴に向かう。14:23

お昼ご飯の鯖寿し

 

日引の棚田

日引の棚田

 

地元の年配

 16:15  舞鶴市を通り過ぎR27で福井県に入る。 大浦半島の県境にある日引の棚田は棚田百選に選ばれているらしいので立ち寄りたかったのだ。 写真右は、内浦湾を挟んで白い高浜原発が見える静かな小さな半農半漁の集落。

 そこで仕事をしていたこのおじさんが色々とこの集落の話をしてくれた。 「棚田も今では小さな機会で田植えをする。」「雪が結構積もる」など。 それなのに、「何も為になる話をしてあげられなくて、すまないのう」と軽自動車に乗っていった。

 ちょうど日が陰始めたので、出発するとに。  17:28

 

 今夜出発便のフェリーは日にちが変わって0:45発。 時間があるので舞鶴に戻り港に行ってみると、偶然にも南極観測船「新しらせ」の造船中の姿があった。

しらせ

 

あたご

 反対側は、海上自衛隊の舞鶴補給所。

国道入り口にある桟橋には巡洋艦等が堂々と見える場所に停泊していたが、町から見えない場所にはあの衝突事故を起こしたイージス艦「あたご」がコッソリと夕日に染まって停泊していたのだ。

 日本最大級のイージス艦はやはり大きかった。

 

 さすがに出発まで港に居るほどのおバカでもないので、西舞鶴まで戻ってスーパー銭湯「光の湯」に19:02着。

 ゆっくりとお湯に入り、夕食に「スタミナ定食」を食べる。 広い座敷席は時間帯か禁煙席のためか自分の貸し切り状態、流れていたテレビ番組を見ていたけれど、イス席も空席になったので好きな番組にチャンネルを変えつつ時間が流れる。

 閉店間近の22:55、バイクに荷物を積んでいたら「札幌からなの?」と年配の女性に声をかけられた。 「気をつけてね」と色々話した最後の言葉に暖かさを感じてFTに向かう。

夕食

 

フェリーの部屋

フェリーの部屋

 

船内

 

乗船券
 

  コンビニ立ち寄り後、FTに23:15到着。 すでに大阪ナンバーのバイク1台が待っていた。 乗船間近にもう1台若いライダーが到着し3台のバイクとなる。
 小樽行き「あかしや」、帰りも贅沢して一等洋室貸し切り。さすがにまだ新しい船だけあって、全てが綺麗だ。   本日の走行距離は 310.8km

 定刻出発、コンビニでゲットしてあったワインで、旅を振り返りながら就寝。

 

 朝食は、昨晩コンビニで購入したパン。 この船のメニューは単品のビュッフェ方式らしい。 お昼前に風呂に入ったが旅用の電気カミソリがモーターは動いているのに刃が動かない!! 最後の最後で壊れてしまった。

 11:00 船は新潟沖約170km、約50km/hで航行していると船長から館内放送があった。 寄港便だとほぼ陸地が見えてるので携帯電話が使用可能だけれども、直行便はこのように陸地から離れているため、舞鶴を出港すると奥尻島近くまで不通となる。

 昼食を食べようとすると、大阪ナンバーのライダーと同席することに、自分よりちょっと年配だろうか。 彼の生ビールが美味しく見えたので、自分も一杯飲むことにした。 お陰様で昼寝は気持ち良く付くことが出来ました。

 夕食も偶然一緒になりましたが、お互いさすがに下船なのでビールは飲みませんよ♪

お昼ご飯

夕飯

 

車両甲板のバイク


 20:30小樽港着。 車両は結構乗っていた。 この時間に到着してもバイク的には走るには困る。 大阪ライダーはホテルに、若いライダーはこの寒空でテントだと言っていた。

 FTを20:58出発、すぐに高速道に乗ることが出来る小樽港は便利で仕方ない。 札樽と中央道に乗り21:45   FTから54.6kmで我が家に到着した。

 パンク・レンズ・転倒そしてカミソリとトラブルが多かった旅も、体的には無事に終わって良かった♪ そして、よく走ってくれた相棒にお礼を告げて車庫のシャッターを下ろしたのです。

 今回の宿泊場所は全て「楽天」ネットで情報を入手し予約しました。 各宿の「利用者の声」を参考にしたけれど、私なりの感想は下記の通り。
 

車両甲板

 

23日 風帆

90点

接客・食事・施設・清掃と良いけれど、隣の部屋との防音がほしい。

24日 サンシャインホテル

70点

接客は良いが、建物の古さが気になる。

25日 アルティエホテル紀伊田辺

95点

全ての面で良い、特に朝食! 支障は無いのだけれども冷蔵庫がほしいところだ。

26日 藤井旅館

40点

挨拶出来ない人の客商売はどうかな。 エアコンのたばこ臭さはひどい!!

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。 タブを閉じてくださいね。