資金別、お奨め快適?プラン

 

貧乏のあなたは、これしかない!

 青森県までひたすら一般道を走り続け、フェリーターミナルで空のトラックにバイクを乗せてもらうか、大間からの最短航路でフェリー経費を浮かす。一気に日本海ルートで札幌大通りに行き夕食はデパートの試食コーナーだ。日本海をさかのぼり、途中各道の駅での試食でパワー補充。稚内で利尻島を見て行ったつもりになる。網走ではニポポまんじゅうを購入し知床・根室と廻り開陽台には夜に辿り着く。早朝に出発、阿寒・帯広と駆けめぐり帯広六花亭本店で無料のコーヒーで一休み。富良野に立ち寄り丘を眺め、札幌に戻り同じ夕食。最終日は千歳空港のお土産屋で試食し函館に。お金がないので長期滞在も出来ない運命。体力勝負のこのプランはできれば避けたいものだ。

貧乏コース 

グルメのあなたはこれだ!

 ある程度のお金があるあなたは、函館の観光から始まり海の幸を求め日本海をゆっくり北上しニセコで温泉巡りだ。積丹ではウニを食べ小樽を満喫。札幌市内には入らず滝川でジンギスカンを食べてグルメスポット旭川の居酒屋で(旭川は、稚内・留萌オホーツク方面からの食材が集まっている)満腹。稚内では「たこしゃぶ」、枝幸で毛ガニ、網走・知床と食べ歩き根室・釧路も制覇、帯広あたりで残金確認後、計画を再検討しなければ函館まで辿り着けなくなる。この北海道を食べてしまうルートは、持ち金勝負でどうにでもなるが、ひたすら移動に時間がかかり帰ってきたら食べた物しか思い出に残っていないかもしれない。

 グルメ思考コース

見栄貼り金持ちの君はこれ!

 アプローチのフェリーは往復割引や二等など使用せず特等室貸し切りだ。当然テントなどの荷物はなく宿泊は温泉宿やビジネスホテルで夕食は繁華街にて満喫する毎晩。日程は気が向けば走り、雨降りの日はタクシーなどで観光して滞在延期。あきたら温泉巡りなどにパターンを変え、臨機応変の実力発揮で長期滞在に対応出来る。当然、離島にもバイクを運び、ふと寒さに気がつけばシーズンは秋を迎えているので仕方なく北海道を離れる事になる。

 見栄っぱり、プチ金持ちコース

超○金
無限大のあなた様には これ!

 他の人の出発は港だが、君の場合は思い立ったその日には飛行機にバイクを乗せて午後には北海道を駆けめぐれる力がある。計画なんて無くその日暮らしで、ホテルの心配はスウィートが空いているかどうかだ。洗濯はホテルのランドリーのその日仕上げのため荷物はセカンドバックのみ。長期滞在のため、用事が出来れば最寄りの空港から日帰りで戻ることなど何も気にならないそんなあなた様は、何故バイクで北海道なのか?ライダー同士の友情が果たして生まれるのかが疑問だ。

その前に、一体何をやっている人なのだろう?

 マル金コース